イタリアの日々③。たぶん最終回。
もらったパイロン地図。 画面左側の円は、ペルージャの空港の管制圏。女子の競技で使った部分を拡大するとこのぐらい。 平らなところはないように見えるけど探せばあるし、平らじゃなくても登り斜面に向かっておりれば、大丈夫らしい。地面付近は風が弱いから。 わたしはけっきょく1回しかアウトランしなかった。地面がうねうねしているから、どこが平らでどっち向きに下っているのか、じーっと見ているとわけが分からなくなった。 テイクオフは西~南風の時に使う南テイクオフと北~東風で使う北テイクオフと2箇所。 南テイクオフの方が出てから上がる空域が広いし、西~南風の日は条件がよい。 北テイクオフは空域が狭い上に、北~東風の時はテイクオフの周りがどんどん渋くなっていくので、スイフトやリジットのゲートが開いた時は上がっていたのに、女子のゲートが開いた頃にはあんましあがらなくなることが多かった。 風が強い強いと聞いていたけど、期間中空域の風が強くてたいへんだったことはなかった。 テイクオフは吹き抜けるので強くなるけど、砂丘のようにきれいに入ってくるので、みんなその場でグライダーを浮かして、ほいっと出て行く。期間中はスイフトのスタ沈が2件あった・・・と思う。 女子のタスクは、モンテクッコの山並みと、西側のグッビオの山並みを使った。 モンテクッコの山並みは、大概でっかい雲が山並みの上にずらっとできる。東風の強い日はぜんぜん上がらん。最初東風でも弱い日は、午後になると西面から上がった。 メインの風向きだけじゃなくて、場の風向きとそれによるリフトの位置をイメージせんといかんのだなあ。 パイロン「FOS」に風車があり、その北側が(見にくいけど)東西に抜ける谷になっている。 風が吹き抜けていて強い。特に東風で風車がぐるんぐるん回っている時は、このあたりはぜんぜんあがらない。風車の向きはメインの風向きと関係なく、南を向いたり東を向いたりしていた。 グッビオの山並みはモンテクッコの山並みよりもだいぶ低く、山というより丘陵地帯というかんじ。モンテクッコの山並みよりも雲底が高く条件がいいことが多かった。 で、 つづく
by guhuguhuhuhu
| 2008-08-23 06:15
| 女子世界戦2008
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