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富士山にのぼった
前々から登ってみたいと思っていた富士山に登った。
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富士山に一般人が登れるのは、雪がなくなって山小屋が開いている7月と8月の二ヶ月間。
8月の後半は雷が多いらしく、登れる期間は短い。
登山道はしっかりしているし、山小屋もたくさんあるので、難易度は高くない。
けっこう軽装で登ってる人もいたし、小学生の遠足っぽい集団もいた。

なのでその期間の週末はすごい人出らしい。観光がてらの外国人も多い。


山の上から日の出を見るために、夜間に登る人が多いらしいが、景色見えなかったらつまらんだろうと、昼間に登ることにした。
昼間だったからか天気のせいか、快適な人の量だった。



富士山には4つの登山道がある。
今回は一番登り始めの高さが高い富士宮口(富士山の南面をのぼる)から登山。
新五合目に駐車場があるが、時期と落石事故の影響で、2合目駐車場に車を停めてそこからシャトルバス。

12:30 新五合目出発。
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出発の高さで、すでに森林限界の上。そして雲の中。
視界悪い。登山道の両側にはロープが張られていて、それを頼りに歩く。
しばらくは低木、そのうち小さな草しか生えとらんくなる。

御来光を見て下山してきた人がいっぱい。みんな疲れ果てているわ。

六合目はわりかしすぐ着いた。
六合目で宝永山(江戸時代に噴火した火口)に行く道と分かれる。

六合目を過ぎると、登山道の傾斜が急になる。
前日の夜に吐くまで飲んでしまったせいなのか、酸素が薄いからなのか、5歩進んでは息を整えるかんじ。
登山道は砂(火山灰?)なので、歩きにくい。
六合目~七合目が一番長い。雲の中だから先も見えない。しんどいわ。
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七合目の山小屋に到着。雲の上にでたので、見渡す限りの雲海!
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東から西に向かって、雲が低くなっていく。
山小屋のトイレは、「バイオトイレ」とかいうもので、おがくずと混ぜて汚物を分解するらしい。
こんなに寒いのに、微生物が働くのかしら。
一回200円。お金を入れると扉が開く。

雲の上に出たので遮るものは何もない。
先を見るとたぶん九合目の山小屋まで見える。その上はまた雲の中。

砂利道をぼちぼち歩く。
けっこう大きな石がごろごろ。蹴り落としたらたいへん。


植物も生えてないし、雲海で下は見えないしで、登っても登っても景色が変わらない。
これは登山じゃない。修行だ!
九合目までひたすら修行修行。


頂上部分に帽子のような雲をかぶっていたから、九合目の少し前から、再び雲の中にはいる。
風がびゅーびゅー。雲の水滴と汗で服がぬれて、かなり寒い。
カッパをきて、おにぎり食べて気合注入。

16:30 山頂到着。
風が荒れくるっとる。
さっきまでは風は強かったけど、方向は一定だったのに、山頂はすごいよ。
ちっちゃい竜巻みたいになっとるよ。
独立峰は危険だよ。
山頂は結構広くて、一番高い剣ヶ峰というところにいったり、山頂の火口を回る「お鉢まわり」とかしたかったんやけど、風すごすぎで、視界悪すぎで、しっぽ巻いて九合目までおりる。
山頂の全貌も見えんかった。

九合目の山小屋「万年雪山荘」。その名のとおり九合目付近には大量の雪が残っていた。
一杯400円のココアを飲んでしばし休憩。
下山。
風は益々強くなり、富士山の風下側にはウエーブ雲?が。
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富士宮口は登山道と下山道が一緒なので、すれ違いがちょっとやっかい。
下山中は、疲れ果ててる人が多くって、追い抜きながら下る。
みんな暗くなるまでに下りれるのかなー。

そんなこんなで19:10新五合目に到着。
出発してから7時間弱。登り4時間、30分休憩、下り2時間半。
最後は足首がガクガクして、気をつけて歩かないとぐねってなりそうだったけど、歩けなくなるようなトラブルはなし。
でも前の日にお酒のんだらだめですわ。最初が一番しんどかったもん。


今度は眺めが見られる天気の時に、また登りたいなー。
by guhuguhuhuhu | 2009-07-25 03:12
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いいかげんで変態的な日々の記録
by guhuguhuhuhu
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